セミリタイアを目指す4ステップ

こんにちは、これすけです。

今回はこちらについてまとめてみたいと思います。

ミニマルライフをはじめたきっかけ

ステップの話に入る前に、私がミニマルライフをはじめたきっかけをお伝えしておきます。

きっかけは、下記2点です。

1.自分の人生をより充実したものにしたかった

これは30歳を過ぎた頃から強く感じていました。

職場では中堅になり、なんとなく仕事はこなせている。

給料も悪いわけじゃない。

でも、いつも感じるのは、

「このままで本当に人生を終えていいのだろうか？」

という問です。

これは人生の永遠の問といってもいいかもしれません。

同じような悩み、問を持たれて日々、悶々とされている方もいるのではないでしょうか。

（個人的には、いつか悶々会なるものを結成したいと考えております笑）

特に、私の周りを見渡しても、30歳前後、30代の方が多いような気がしています。

誰もがぶつかる壁のようです。

このままじゃいけないとは分かっていても、何をすべきか？

起業してストックオプションを狙う？

インフルエンサーになって有名人になる？

宝くじで一発逆転を狙う？

色々考えましたが、私には向いていない気がしました。

ただ、日々に向き合うことだけはできそうだ。

そう思ってからは、手が、足が、気持ちが動きました。

その向き合う方法が、私にとってはミニマリズムでした。

2.自分でコントロールできる範囲を増やすために、できるだけ早く（セミ）リタイア可能な状態を作りたかった。

ミニマリストになったきっかけの2点目は、早くリタイアしたかったからです。

なので、このブログでは、短期的には人生の豊かさを、長期的にはリタイアすることをゴールとしていることになります。

ただ、細かく言うと、リタイアすることは手段であって目的ではありません。

私が実現したいのは、「自分がコントロールできることを増やすこと」です。

どういうことかというと、社会人は会社という組織の中で働き、お金をもらい生活しています。

しかし我々は組織にいる以上、組織のルールに従ったり、自分が望まない意思決定に従わなければならないときは多々あります。

私は、そこから解放されたい。

解放され、より自分がやりたいことに時間とお金を使い、さらなる自由を手に入れたい。

簡単ではありますが、リタイアを目指す理由であり、ミニマリストになった背景です。

セミリタイアを実現するステップ

既にきっかけのパートで答えを一定お伝えしたようなものですが…、

めちゃ雑に言えば、結論「ミニマリストになっちまえ」ということです。

はい。

ステップというか仕組みですね。

私はまだセミリタイアを実現していませんが、確実に近づいているという感覚があります。

しかも、やろうと思えば本当に誰でも実践できるし、そんな難しくないので、マネできます。

セミリタイアを実現する基本方針

下記を実践します。基本的考え方です。

結論、シンプルな公式であるポイント1の収支の最大化をすればよいということに尽きます。

そのために必要なのは、収入の最大化と支出の最小化ですが、こちらは色々アプローチ方法があります。

私が実践しているものをまとめてみますが、特に肝心なのは、３の支出の最小化です。

支出最小化は収入増加より時間がかからず、かつ一生モノのスキルになります。

また、いくら収入が増加しても支出がそれに合わせて増加すると収支はいつまで経っても一定です。

これは、「パーキンソンの第二法則」と呼ばれています。

パーキンソンの第二法則
支出の額は、収入の額を満たすまで膨張する

これはテストに出ます。

ポケモンでいう秘伝マシンです。忘れたらアカンやつです。

年収が高いのにお金が貯まらない人は結構いるのですが、この法則をばっちり、しっかり実践してくれています。

実際、私の友人でも年収1,000万円を超えるのに、貯金なしって人は何人かいます。

やっぱり収入が増えると、それ相応の生活水準にしたくなるのが人間ってもんなのでしょう。

勿論、一度きりの人生ですので、本人がよいならなんでもいいのですが…。

（余談ですが、この法則は勿論第一法則があります。割愛しますが、仕事をするうえで知っておくと良いルールなので、ググってみてください。）

この法則に立ち向かえる方法の1つがミニマリズムですね。

1つと言ったのは、別に家計簿で収支の見える化をするだけでも効果があるからです。

さて、支出が重要だ！ということを抑えたうえで、ステップにいよいよ移りましょう。

ステップ１：現状（収支）把握

あなたは今、日本のどこかにいます。

これから、江戸を目指すとしましょう。

手元にはなんと、地図もあります。

さて、どのような道で向かいますか？

…、無理ですよね。

自分の居場所が分からないのに、江戸は目指せません。

目指すゴールがあるなら、現状把握は必ずやらなければなりません。

これは私もやりました。

めんどくせえ！って声が聞こえてきますが、私もそうでした。

ただ、セミリタイアを目指し、自分がよりコントロールできる暮らしを手に入れたいならやるしかないのです。

やりましょう。

ただ、やみくもにやるのはさすがに骨が折れます。そこで、

マネーフォワードMEなどの家計簿アプリを入れる

などしましょう。

＊こちらの記事で使い方をまとめています。マネーフォワードMEで100万円貯める方法

私はマネーフォワードしか使ったことがないので、他のアプリとの検討はググってください。

ステップ２：ゴールの確認（セミリタイア可能な状態とは？）

そうですね…。あなたは今、もののけ姫のモデルにもなった島根県にいるとしましょう。

現状は把握できました。次は、目的地である江戸の状況把握です。

リタイアあるいはセミリタイアなど色々ありますが、ここではセミリタイアをゴールとしましょう。

ちょっと仕事すれば十分な生活資金がある状態がゴールです。

現状把握で、あなたは年間120万円（月10万円）で生活できることが確認できたとします。

収入	支出
本業：96万円（8万円/月）	生活費：120万円（10万円/月）
副業：24万円（2万円/月）
配当金など：今回はなし
合計：120万円	合計：120万円

生活費が120万円と分かったので、それに合う収入を得られれば良いわけです。

今回は、仮ですが、本業と副業をしているとしています。

ここから言えることは、

また、上記の収入と支出はかなり近視眼的仮定です。

ここでは割愛しますが、老後のことなどは全く考慮しておりませんので、2024年から始まる新NISAなどによる資産形成も考慮できると、より良いでしょう。

ステップ３：収入の最大化

収入を増やすに関しては、私は転職も副業（23年12月時点で、このブログはまだ収益化していません。）もまだ経験がありませんので、割愛します。

資産形成に関しては、老後資金を確保するためにも重要な手です。

ざっくりですが、下記を確認します。

受け取る予定の年金と想定される支出の差分が3万だったとしたら、3万円分を資産形成で得るイメージです。

仮に日本人平均寿命の84歳（ここでは簡単のため85歳とします。）まで生きると仮定し、65歳から年金を受け取るとすると、20年あります。

月3万円不足しているので、3万円×12か月で年間36万円の不足です。

さらに20年間あるので、36万円×20年=720万円分を資産形成できればよいことになります。

仮に今から65歳まで30年あるとしたら、720万円÷30年=24万円を毎年積み立てればクリアできるイメージです。

あくまで仮です。将来の金利や、経済情勢は不明ですので。

ステップ４：支出の最小化

結論、下記2点を意識することです。

私は月14万円前後なので、まだまだですが…。これでもかなり削減してきました。（こちらに生活費をまとめています。一人暮らしミニマリストの生活費）

勿論、住んでいる場所や家庭環境によって異なるので、自身が可能な範囲で最小化させることが大事です。

支出の最小化は、現状把握でまとめたことを実践していけば基本的には問題ありません。

あとは、工夫です。

支出を抑えるというのは、自分との戦いでもあります。

今日、友人と飲み会行きたい。煮干しラーメン食いてえ。ドライブして温泉行きたいな。ウーバー頼むかー。しんぴんのゴルフクラブ欲しいな。ストレスでタバコ吸いたい。ついでのこのお菓子も買っとくか。この漫画おもろいから全巻大人買いしちゃお…。

色々な誘惑が目の前に転がっています。その誘惑に時には負けていいと思います。

しかし、目指す目標に向けて、自分なりの工夫をしながら進むしかないのです。

ちなみに私は、少しずつ増えていくお金をたまに眺めることで、自分を鼓舞しています。

真面目な話、お金が増えることで安心感が増えてきました。最悪、なんとかなるかー、と。

最後に

セミリタイアは長い道のりです。

だからこそ、充実感が必要です。

ミニマリズムの実践は、そのいいとこ取りをしたスキームなのです。

一緒に頑張っていきましょう！